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猛暑における発電機ピット内温度は? >技術情報

独自の水冷機構で外気より低い温度になっています

長岡京市北ポンプ場マイクロ水力発電所の定期点検(7月19日)の際に、温度を計測しました。記録的猛暑のため14:00時点で外気温度は39℃でした。

長岡京市北ポンプ場の気温は39℃

長岡京市北ポンプ場マイクロ水力発電所の発電機用地下ピットは、狭小です。ピット内がどのくらいの温度になっているのかが気になるところです。
発電機用地下ピット

同じ時間にピット内温度を計測しました。外気温度より大幅に低い30℃でした。長岡京市北ポンプ場発電機地下ピットは30℃7月19日の0時から15時までの1時間ごとの発電状況を示します。連続的に発電が続いていることがわかります。通常なら発電機からの放熱でピット内温度も上昇するはずですが、低下しています。

7月19日の発電状況

これは、当社独自の発電機冷却機構に訳があります

以前、ご紹介したのですが、当社の発電機には水道水の冷熱を使って発熱部を冷却する機構があります。発電に伴う放熱は、水の流れに乗ってピット外部へ放出されるので、これだけの猛暑下でもピット内温度が上昇しないというわけです。高温にならないので、発電機の故障も少なく安心です。

以前冷却機構についてご紹介した記事はこちらです。

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