猛暑になると水使用量が増える 2018年7月25日 >事例紹介 >長岡京市北ポンプ場
気温が高くなると配水量は増える
環境省HPで公開されているのですが、気温と水道配水量には相関関係があり、気温が高くなると配水量は増えるようです。
特に暑い季節に、相関が強いそうです。
https://www.env.go.jp/air/report/h21-06/02.pdf (クリック)
暑い季節には、商業ビルやオフィスビルにおける冷却塔で消費される水が増えることが要因として指摘されています。
また一般家庭では、汗をかくのでお風呂やシャワー回数がふえ、洗濯回数も増えるからと考えらえています。
長岡京市北ポンプ場での日別流入量と気温にも相関関係がみられました
今年は、猛暑なのでやはり水の使用量が多いのでしょうか?
当社がマイクロ水力発電所を設置した中で、長岡京市北ポンプ場では、水の配水量に応じて日別の配水池流入量を変化させています。そこで長岡京市北ポンプ場での京都府営水道から配水池への日別流入量と最高気温の関係を調べました。
分析に使用したデータは、5月1日~7月24日までのものです。決定係数で0.4582となり、やはり相関関係が見られました。猛暑により水の使用量は増えているようです。
最高気温の上昇で日別流入量が多くなると発電量も増える
この発電所では、配水池への日別流入量が多くなると発電機の稼働率が上がります。その結果、日別発電量も増えています。