水力発電機の高効率化は、ダイキン工業のモータ技術を応用 2018年4月28日 >技術情報
ダイキン工業のモータ技術を応用し、高効率化を実現しています
当社の永久磁石同期発電機では、空調モーターで開発したIPM(interior permanent magnet)技術を採用し、効率を高めております。
少し専門的になりますが、希土類永久磁石をロータ深くに配置することによりマグネットトルク(コイルと永久磁石の吸引/反発力)に加え、リラクタンストルク(コイルが鉄をひきつける力)を引き出す電磁構造を採用し、効率を高めております。従来技術となるSPM(surface permanent magnet:表面磁石型)では、リラクタンストルクを利用できないため効率が落ちます。
モーターでの評価では、従来技術に対し10~30%の効率向上が確認されており、発電機としても大きな効率改善ができるわけです。
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