長岡京市と小水力発電導入協定を締結 2017年9月26日 >事例紹介 >長岡京市北ポンプ場
京都府長岡京市にて、再生可能エネルギー導入(小水力発電)共同事業に関する協定締結式を行いました
長岡京市・北ポンプ場へは、京都府営水道・乙訓浄水場から送水されています。
ポンプ場へ入る際に残水圧があるのですが、これまでは大気解放されてしまいエネルギーが捨てられていました。
そこで残水圧を回収し有効利用する小水力発電を長岡京市様と共同で行います。
低炭素社会の推進やエネルギー自給率の向上を図るため、水道施設の落差による位置エネルギーを利用した小水力発電事業を通じ、地域内での資源・エネルギー循環システムを官民連携で構築するものです。
事業スキームは
(株)DK-Powerが全額出資し、小水力発電システムの導入および事業運営を実施いたします。運営に係るメンテナンス費用も(株)DK-Powerにて負担いたします。
長岡京市様へは、エネルギー活用および土地提供等に対する対価をお支払いいたします。
“環境の都”長岡京市環境都市宣言
長岡京市様は、環境政策に熱心な自治体です。2009年には環境都市宣言を出されています。
~長岡京市環境都市宣言~
『西山の自然に抱かれ、悠久(ゆうきゅう)の歴史が刻まれた長岡京市。
緑と水に恵まれ、多くの命が育まれてきました。
しかし、私たちが自然への畏敬と感謝を忘れ、物質的な豊かさを求め続けた結果、温暖化をはじめ、地球規模で様々な環境の悪化が進んでいます。
人類は、自然の一部であり、自然との共生によってのみ存続が可能です。
これを踏まえ、私たち長岡京市民は、自然と共生する持続可能な社会を目指し、世代を超えた市民と企業や諸団体そして行政等との協働により、生活様式や、社会のあり方そのものを見直します。
未来の子どもたちが心の安らぎと豊かさを得られる“環境の都”長岡京の実現が、今の私たちに課せられた責務です。
私たち長岡京市民は、先人の歴史と叡知(えいち)に学び、あらゆる人々と手を携え、真に環境都市として誇れるまちづくりに取り組む決意をここに宣言します。』
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当社のマイクロ水力発電システムと事業モデルが、長岡京市様の環境政策のお役にたてることをうれしく思っております。
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