熱海市宮川浄水場マイクロ水力発電所のようす 2019年9月18日 >事例紹介 >熱海市宮川浄水場
宮川浄水場マイクロ水力発電所の3月~8月の発電
熱海市宮川浄水場マイクロ水力発電所は、2019年2月に試運転を完了し、発電を続けております。現在の熱海市宮川浄水場マイクロ水力発電所のようすです。
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流量は0.0955㎥/s、有効落差は33.2mが見込まれ、年間発電量は161MWhを想定しております。
2019年3月~8月までの6カ月間の発電量推移です。約78MWhの発電量が得られました。
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台風15号の影響
2019年9月9日に関東地方を直撃し大きな被害をもたらした台風15号により、取水河川である宮川も大幅な増水がありました。
マイクロ水力発電システムへのごみの流入が増えたため、一時発電を中断しました。下の写真は、台風通過後の取水口のごみ取り用ネット部分ですが、土砂等の堆積が見られます。通常の川の水位を大幅に越える増水の跡が垣間見られます。
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台風通過後、ネット部分の清掃および修復を行い、現在は発電を再開しております。
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