神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所の年次点検 2019年2月23日 >神戸市藤原配水場
神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所での年次点検
神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所の年次点検を実施しました。下図が神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所の概要です。(詳細は、こちらへ)
上流の平田配水池から藤原配水場へ水が流入する際の余剰エネルギーを使って発電しています。
■有効落差 約31m
■藤原配水池入水量 約7700㎥/日
■最大発電出力 19.9kW
ちなみに平田配水池のさらに上流には、登録有形文化財で大変美しい千苅ダムがあります。(千苅ダムについてはこちらへ)
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藤原配水場の流入弁室内(地下ピット)に設置されたマイクロ水力発電システムと地上に設置されたシステム制御盤の様子です。
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運転時の異音発生もなく、発電機の巻線および軸受の温度も正常です。
電気主任技術者による接地抵抗? 、絶縁抵抗の測定を行いました。発電機・システム制御盤・トランス・引込開閉器盤・電動弁モーター・流量計・その他について測定を実施し、規定値内であることを確認しました。
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神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所は再エネ発電中
2018年3月以降の発電量を示したグラフです。1月までの11ヶ月で約115MWhの電力を生み出しました。
今後も神戸市様とともに低炭素社会推進に寄与してまいります。
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