水道施設での発電|刈谷市一ツ木配水場にマイクロ水力発電所を導入いたします 2021年2月8日 >事例紹介 >刈谷市一ツ木配水場
刈谷市一ツ木配水場にマイクロ水力発電を導入します
刈谷市は愛知県のほぼ中央に位置し、自動車関連産業が盛んな都市です。人口は15万人超です。
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このたび、刈谷市一ツ木配水場において、エネルギーの有効利用を進めることを目的とし、マイクロ水力発電を導入いただくこととなりました。
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刈谷市さまは、『産業の高水準な技術を活用したクリーンエネルギーの使用や省エネルギーの実践によって、CO2の排出が大幅に抑えられるとともに、産業が活性化し、安全・安心が確保されているまち』となることを目指され、様々な環境施策を展開されています。
そうした環境施策のひとつとして、刈谷市さまと当社は、一ツ木配水場へのマイクロ水力発電の導入について協定を締結しました。民間活力を活用いただき、配水場へマイクロ水力発電設備を設置することにより、再生可能エネルギーの導入を推進し環境負荷低減を図ってまいります。
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一ツ木配水場マイクロ水力発電所の概要
刈谷市さまが所有する一ツ木配水場(愛知県企業庁の刈谷第3-2供給点)に接続する管路で生じる受水圧力と運用圧力から生じる「余剰エネルギー」を活用し、マイクロ水力発電事業を行います。
平均流量は390㎥/hで、有効落差は48mを想定しています。
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当社は、自らの出資により発電設備の設置、維持管理及び事業運営を行います。刈谷市さまに対して、余剰エネルギーの提供を受けることによる対価及び設備設置に伴う用地の使用料をお支払いします。
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一ツ木配水場マイクロ水力発電所の設置予定場所の写真です。
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一ツ木配水場マイクロ水力発電所のイメージ図です。地下ピットを新たに設け、マイクロ水力発電システムを納めます。マイクロ水力発電機が停止した場合やマイクロ水力発電機で処理できる量以上の水が必要な場合は、バイパス管路に水を流します。
本管からの配管分岐は不断水工事を行うことで、断水無しで行います。
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発電出力は25.5kWで、年間発電量は173MWhを想定しております。一般家庭52世帯分の電力量を生み出します。電力のCO2排出係数を0.000518(t-CO2/kWh)とした場合、年間約90トンのCO2削減に貢献いたします。
一ツ木配水場マイクロ水力発電所は、2021年度の稼働を目指しています。