水道施設での発電|上越市柿崎川浄水場でマイクロ水力発電 2022年7月15日 >事例紹介 >上越市柿崎川浄水場
上越市柿崎川浄水場にマイクロ水力発電を導入しました
上越市さまは、新潟県の南西部、北信越地域の 中央に位置する人口18.5万人(2022年7月1日現在)のまちです。再生可能エネルギーの導入等、脱炭素に資する様々な取組みを推進することにより、2050年までに市内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」の実現を目指されています。
―
今回、その一環として、柿崎川浄水場にマイクロ水力発電を導入いただきました。
―
上越市柿崎川浄水場マイクロ水力発電所の概要
上越市柿崎川浄水場マイクロ水力発電所は、柿崎川ダムから自然流下により柿崎川浄水場着水井へ導水する水の余剰エネルギーを活用して発電を行います。
―
柿崎川ダムです。
―
―
柿崎川ダムと柿崎川浄水場着水井の総落差は34.7m、流量は860㎥/hです。既存の電動弁に2台の発電機を並列で設置しました。
―
システム制御盤も同じ地下ピット内に設置されています。
-
年間発電量は235MWhで、年間CO2削減量は107トンを想定しています。