水道施設での発電|川越市霞ケ関第二浄水場にマイクロ水力発電を導入します 2024年5月20日 >事例紹介 >川越市霞ケ関第二浄水場
川越市霞ケ関第二浄水場にマイクロ水力発電所を導入いたします
川越市さまは埼玉県の南西部に位置し、古くから周辺地域における産業、経済、文化、観光などの中核都市として発展してきた人口35万人の都市です。
2021年5月には『小江戸かわごえ 脱炭素宣言』を表明され、2050年脱炭素社会の実現を目指して、地球温暖化対策に取り組まれています。
このたび、川越市さまと当社は、民間活力を利用した再生可能エネルギーの普及促進、上水道施設の有効活用及び二酸化炭素排出削減のため実施する本事業を円滑に推進することを目的とし、川越市霞ケ関第二浄水場にマイクロ水力発電所を設置することとなりました。
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上流の吉見浄水場(埼玉県企業局)から霞ケ関第二浄水場へ流入する水の余剰エネルギーを有効活用し、発電を行います。
霞ケ関第二浄水場の外観です。
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霞ケ関第二浄水場の県水流入管のバイパス管路に当社マイクロ水力発電システムを設置いたします。
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これまで利用できていなかったエネルギーを電力へ変換、回収し、年間166MWhの発電量を得る予定です。
当社は、発電設備設置のための場所を川越市さまから借り受け、発電設備の設置及び維持管理を行います。得られた電力は、電力会社へ売電し、得られた収益の一部を川越市さまへ納付いたします。
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2024年4月25日には、川越市さまと協定締結式を行いました。
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今回の事業により川越市さまの脱炭素化に寄与できるよう努めてまいります。