水道施設での発電|かずさ水道第四接合井にマイクロ水力発電所を導入 2024年6月10日 >事例紹介 >かずさ水道第四接合井
かずさ水道広域連合企業団・第四接合井にマイクロ水力発電所を導入しました
かずさ水道広域連合企業団さまでは、中台浄水場に続いて2件目のマイクロ水力発電所となります。
上流の南部調整池から上飯野配水池への送水経路途中にある第四接合井へ流入する水の余剰エネルギーを有効活用し、発電いたします。
本事業は、『民間の活力を活用した上水道施設の利用により、地域社会における小水力発電を実施し、エネルギーの有効活用を進める』ことを目的としております。
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かずさ水道広域連合企業団第四接合井です。
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第四接合井の流入弁室内にマイクロ水力発電機は据え付けられています。
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年間発電量は、186MWhを想定しております。
当社は、かずさ水道広域連合企業団さまより第四接合井において発電に必要な場所を借り受け、当社負担によるマイクロ水力発電設備の設置およびマイクロ水力発電事業運営を行います。当社からかずさ水道広域連合企業団さまへは、水の余剰エネルギーの使用および土地使用等に対する対価(施設利用料)をお支払いいたします。
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「安心できる かずさの水を 次世代へ」
かずさ水道広域連合企業団さまでは、「安心できる かずさの水を 次世代へ」を基本理念に、水道を取り巻く現状と課題、そして、これからの目標を整理した「広域連合ビジョン」を策定されています。その中で、「再生可能エネルギーの有効活用や環境にやさしい水道システムの構築に向けた検討」を掲げられています。
中台浄水場マイクロ水力発電所にひきつづき、第四接合井でもマイクロ水力発電所を新たに稼働できたことで、かずさ水道広域連合企業団さまの環境に対する理念に寄与できることは当社としても喜ばしいことです。今後も安全な維持管理に努めてまいります。