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水道施設での発電|木更津市中台浄水場にマイクロ水力発電所を設置いたします >事例紹介

木更津市中台浄水場にマイクロ水力発電を導入します

木更津市様と当社は、水道施設の落差による位置エネルギーを利用したマイクロ水力発電事業を木更津市中台浄水場にて実施いたします。

この取り組みは、「木更津市人と自然が調和した持続可能なまちづくりの推進に関する条例」(2016年12月15日木更津市条例第28号)に基づき官民連携での小水力発電による資源・エネルギーが循環する地域づくりに寄与することを目的としたものです。

当社は、木更津市様より中台浄水場の土地を一部借り受け、当社負担によるマイクロ水力発電設備の設置およびマイクロ水力発電事業運営を行います。当社から木更津市様へは、水の余剰エネルギーの使用および土地使用等に対する対価をお支払いいたします。

中台浄水場

中台浄水場におけるマイクロ水力発電概要

木更津市上烏田浄水場から中台浄水場へ送水される水の余剰エネルギーを活用して発電を行います。送水量により有効落差は変化しますが、最大21.7mの圧力を利用いたします。発電システムで利用する水量は、最大482㎥/hとなります。それ以上の水量が必要なときは、並列する管にも水を流して運用いたします。年間発電量は、132MWhを想定しております。電力のCO2排出係数を平成28年度全国平均係数(0.000518(t-CO2/kWh))として、年間69トンのCO2削減に貢献いたします。

中台浄水場マイクロ水力発電システム

「オーガニックなまちづくり」へ貢献

「木更津市人と自然が調和した持続可能なまちづくりの推進に関する条例」は、通称「オーガニックなまちづくり条例と呼ばれているそうです。

「オーガニックなまちづくり」とは、「オーガニック」を「持続可能な未来を創るため、地域、社会、環境等に配慮し、主体的に行動しようとする考え方」と捉え、これをまちづくりの視点として、人と自然が調和した持続可能な都市を構築し、次世代に継承しようとする取組みということです。

当社としても、地域資源を活かしたマイクロ水力発電の導入により、木更津市様の「オーガニックなまちづくり」に貢献してまいります。

⇒ 木更津市中台浄水場マイクロ水力発電所の事業計画認定を取得

 

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