水道施設での発電|東大阪市水走配水場にマイクロ水力発電所を導入いたします 2020年6月23日 >事例紹介 >東大阪市水走配水場
東大阪市水走配水場にマイクロ水力発電を導入します
東大阪市は、大阪市の東隣にあり、人口約50万人の中核市です。花園ラグビー場が有名なラグビーのまちです。市内のマンホールにも、ラグビーがデザインされています。
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このたび、東大阪市水走配水場において、エネルギーの有効利用を進めることを目的とし、マイクロ水力発電を導入いただくこととなりました。
※「水走」は、大阪の難読地名の一つです。「みずはい」と読みます。
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東大阪市さまは、2020年3月策定の「東大阪市第3次地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」において、あるべき将来像として「2050年温室効果ガス排出量実質ゼロ」を表明されています。「2050年温室効果ガス排出量実質ゼロ」を表明している自治体は、全国で100(2020年6月17日時点)であり、東大阪市さまも先進的な環境施策に取り組まれている自治体です。
そうした環境施策のひとつとして、東大阪市さまと当社は、水走配水場へのマイクロ水力発電の導入について協定を締結しました。民間活力を活用いただき、配水場へマイクロ水力発電設備を設置することにより、再生可能エネルギーの導入を推進し環境負荷低減を図ってまいります。
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水走配水場マイクロ水力発電の概要
上流の浄水場から水走配水場へ受水する際に発生する余剰エネルギーを有効活用し、発電いたします。
水走配水場は、4つの配水池があります。そのうち第1および第2配水池に流入する経路にマイクロ水力発電システムを設置します。
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発電出力は58kWで、年間発電量は480MWhを想定しております。一般家庭145世帯分の電力量を生み出します。電力のCO2排出係数を0.000518(t-CO2/kWh)とした場合、年間約250トンのCO2削減に貢献いたします。
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東大阪市長さまへの表敬訪問
2020年6月23日、水走配水場におけるマイクロ水力発電事業協定の締結に対し、東大阪市長・野田義和さまを表敬訪問いたしました。
当社より、マイクロ水力発電導入に対する市長さまをはじめとした関係各位に対するご理解とご協力に感謝をお伝えしました。
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右側が野田市長さまです。
市長さまからは、東大阪市での官民連携の成功事例をいくつかご紹介いただき、こうした提案はどんどん持ってきてほしいとのお言葉を頂戴しました。
水走配水場マイクロ水力発電所は、2020年度中の稼働を目指しています。