静岡市エネルギーの地産地消事業 2019年8月21日 >事例紹介 >静岡市西奈配水場
西奈配水場マイクロ水力発電所で生み出された電力は地産地消されています
2018年10月15日記事(クリック)でもご紹介したように、西奈配水場マイクロ水力発電所は、静岡市様が進める「エネルギーの地産地消事業」と連携しております。
西奈配水場マイクロ水力発電所でつくられた電力は、静岡市様指定の地元電力小売り事業者を経由して、静岡市公共施設で消費されています。
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家庭での余剰太陽光電力も買い取りへ
西奈配水場での水力発電の他にも、市内ごみ焼却場で発電した電力が、公共施設で既に利用されています。
そうした中、地産地消事業のさらなる拡大を狙い、家庭における卒FITの太陽光発電余剰電力の買い取りを始めることが、静岡市様から発表されています。(クリック)
対象は、静岡市内の固定価格買取期間が満了した太陽光発電の余剰電力です。買い取り期間は、2019年11月~2024年3月31日までとなっており、買取価格は、税込み10円/kWhとなっています。買い取った電力は、市内小中学校で活用するとのことです。
この取り組みにより、「環境負荷の低減」×「経済の地域内循環」×「市民参画機会の創出」の実現を目指しています。
電力の買い取りや配電の業務は、地元小売り電気事業者に委託して進めることになりますが、自治体先導による先端地産地消事例として注目されます。
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