浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所は試運転調整中 2020年7月8日 >事例紹介 >浅麓水道追分調整池
浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所設置は完了
浅麓水道企業団追分調整池(長野県北佐久郡軽井沢町)において進めております、未利用エネルギーを有効活用したマイクロ水力発電所は、システムの据付が完了し、現在試運転調整に入っております。
追分調整池マイクロ水力発電所の設置状況です。
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地下の送水管を地上に引き出し、地上に設置した収納箱の中にマイクロ水力発電システムが収まっています。
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電力会社および電気主任技術者の立会いの下、系統連系も行いました。
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追分調整池マイクロ水力発電所では1次圧制御
追分調整池マイクロ水力発電所の技術ポイントは、マイクロ水力発電システムの上流側の圧力(1次圧)を一定以上に保ちながら発電することです。
西区調整池から追分調整池に水は流入してきますが、マイクロ水力発電所の手前で分岐があり、御代田町への水の供給が行われています。この御代田町への流量を一定にするため、圧力を一定以上にする必要がありました。
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当社のマイクロ水力発電システムでは、こうした1次圧制御も可能となります。
現在、様々な運転状態(例えば、発電機が急に停止した場合など)において、1次圧が一定以上になることを確認しております。
こうした様々な試運転確認を経たのち、本格的な発電に入ります。
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