浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所で開所式 2020年9月17日 >事例紹介 >浅麓水道追分調整池
浅麓水道企業団追分調整池にてマイクロ水力発電所の開所式が行われました
2020年7月に竣工し、試運転を行っていました浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所の開所式が2020年9月16日に開催されました。
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今回の追分調整池でのマイクロ水力発電事業は、浅麓水道企業団様の「環境にやさしい水道システムの構築を目指し、再生可能エネルギーの利活用の推進を図る」という目的と合致し、官民協働で実施するものです。
当社は、浅麓水道企業団様から水のエネルギーと場所を借り受けた上で、発電所を設置いたします。設置のための初期費用および管理維持費用は当社がすべて負担いたします。発電した電力は、売電し、収入を上げることで投資回収を進めてまいります。収入の一部は、水の利用および場所の賃借料として、企業団様にお返しいたします。また、発電設備の固定資産税が地元自治体様に入ります。
開所式には地元自治体の議員様をはじめ多数の出席をいただきました。
まずは、浅麓水道企業団企業長であり佐久市長でもある栁田清二様よりご挨拶いただきました。
浅麓地域での熱心な環境政策や本事業に対する期待などをお話しいただきました。
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引き続き企業長様(写真左)による起動スイッチのONにより、発電が開始しました。
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出席の方々には、熱心に見学いただき、取り組みへの好評をいただきました。
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すでに存在する水道というインフラを活用し、未利用であった水の落差エネルギーを使うことで低炭素化を図れることは、SDGsの時代において大変意義のあることだと思います。
今後も環境問題に真摯に取り組んでおられる浅麓水道企業団様において、我々の提供する環境技術で、持続可能な地域づくりに貢献してまいります。