水道施設での発電|大阪広域水道企業団・和泉浄水池でマイクロ水力発電 2022年7月14日 >事例紹介 >大阪広域水道和泉浄水池
大阪広域水道企業団・和泉浄水池にマイクロ水力発電を導入しました
大阪広域水道企業団さまでは、「環境にやさしい水道事業体」をめざす取り組みとして、CO 2 排出量の削減に努めておられます 。
このたび、企業団さまの公有財産の活用を図るとともに、未利用の再生可能エネルギーの 有効利用 を目的として、和泉浄水池にマイクロ水力発電を導入いたしました。
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当社が、和泉浄水池へのマイクロ水力発電所の設置・運用を行い、「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(平成23年法律第 108号)」 に基づき、発電した電気を電気事業者に売却しいたします。得られた利益の一部は、施設利用料として企業団さまにお支払いします。
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大阪広域水道企業団・和泉浄水池マイクロ水力発電所の概要
和泉浄水池マイクロ水力発電所は、上流の泉北浄水池から和泉浄水池への送水の余剰エネルギーを活用して発電します。利用可能水量は600~1800㎥/h、有効落差は約20mです。
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和泉浄水池マイクロ水力発電所の外観です。システム制御盤が2台並んでいます。
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地下ピット内に設置されたマイクロ水力発電機です。マイクロ水力発電機が2台並列設置されています。
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和泉浄水池マイクロ水力発電所は、年間400MWhの発電量を想定しています。