電圧上昇抑制緩和のための柱上トランス交換(和泉浄水池マイクロ水力発電所) 2022年12月19日 >事例紹介 >大阪広域水道和泉浄水池
大阪広域水道企業団・和泉浄水池マイクロ水力発電所で系統電圧上昇抑制を回避するための工事を行いました
大阪広域水道企業団・和泉浄水池マイクロ水力発電所では、系統電圧の余裕が小さく、発電機の出力抑制が頻発していました。
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電力会社との協議を重ね、系統電力網との接続を行う柱上トランスを交換することにしました。柱上トランス交換後、パワーコンディショナーの電圧上昇抑制機能整定値(電圧上限値)を従来より5ボルト高めに設定できるようになりました。
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整定値変更前後の1時間ごとの発電量推移です。変更前には、出力抑制で発電量の変動がありました。しかし、変更後には発電機の出力抑制が起っておらず、安定的な発電量が得られています。
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今回の整定値変更で、今後はより安定的に発電できるようになります。
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