水道施設での発電|吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所を設置いたします 2019年6月7日 >事例紹介 >吹田市佐井寺配水場
民間活用による環境負荷低減
吹田市水道部様と当社は、吹田市佐井寺配水場へのマイクロ水力発電設備の導入について協定を締結しました。
上流の浄水池から佐井寺配水場へ受水する際に発生する余剰エネルギーを有効活用し、発電いたします。
本事業は、『民間活力を活用し、配水場へマイクロ水力発電設備を設置することにより、再生可能エネルギーの導入を推進することで環境負荷低減を図る』ことを目的としております。
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当社は、吹田市様よりの佐井寺配水場の土地を一部借り受け、当社負担によるマイクロ水力発電設備の設置およびマイクロ水力発電事業運営を行います。当社から吹田市市様へは、水の余剰エネルギーの使用および土地使用等に対する対価をお支払いいたします。
年間156MWhの発電量を想定し、年間約80トン(電力のCO2排出係数を0.000518(t-CO2/kWh)とした場合)のCO2削減に貢献いたします。
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みどりと水 光と風 地域からはぐくむ 環境先進都市すいた
吹田市環境基本計画では、
『地球温暖化をはじめヒートアイランド現象や生物多様性の衰退、深刻なエネルギー不足など様々な環境問題に直面する今、健全で豊かな環境を守り引き継ぎ、持続可能な社会を構築していくためには、市民、事業者、行政がそれぞれの立場での役割を果たすとともに、パートナーシップによる取組を積極的に進めていく』ことを理念とし、エネルギーに関しては、「限りあるエネルギーを大切に使う低炭素社会への転換」を標榜されております。
今回の佐井寺配水場へのマイクロ水力発電所の導入により、こうした吹田市様の理念や目標に寄与できるものと確信しております。