水位制御による水力発電(砺波広域圏事務組合福野調整槽) 2018年5月21日 >技術情報 >砺波広域圏福野調整槽
砺波広域圏事務組合福野調整槽マイクロ水力発電所では、水位制御による発電を行っています
松島浄水場から自然流下し、福野調整槽に流入する水流を利用し発電しています。有効落差は、33.9mで毎時259㎥の水が流れており、最大15.3kWの発電を行っています。調整槽への水の流入は、下流側の水の需要に合わせ制御され、調整槽の水位を見ながら行っています。
調整槽の水位は、センサーで検出しています。下図のように調整槽の水位(紫線)低下を検出すると電動弁が自動的に開いて送水(青線)を開始し、発電(緑線)を行います。
調整槽の水位が上限に達すると電動弁が自動的に閉じられて送水を停止し発電も停止します。