砺波広域圏福野調整槽マイクロ水力発電所は順調に稼働中 2018年8月9日 >事例紹介 >砺波広域圏福野調整槽
富山県・砺波広域圏福野調整槽マイクロ水力発電所の運転状況
砺波広域圏水道事業所は、昭和48年に市町村合併前の1市5町1村(砺波市・庄川町・井波町・城端町・福野町・福光町・井口村)で設立した砺波広域水道事業団を前身とし、現在、砺波地域の2市(砺波市、南砺市)に水道用水を供給しています。
その送水先である福野調整槽(@南砺市)に設置されたマイクロ水力発電所の年次点検を今年も行いました。
福野調整槽
福野調整槽マイクロ水力発電所概要
福野調整槽では、水位を見ながらタンクへの水の流入を制御しています。夜間の水の需要が少ないときは、停止していることが多くなります。流入が停止している間は、発電も停止します。(関連ページへ)
2017年8月~2018年7月までの月間発電量推移です。この1年間では、76MWhの発電量を生み出し、稼働率としては、約57%でした。
この1年間の月別発電量
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福野調整槽マイクロ水力発電所の定期点検のようす
発電機・システム制御盤などチェックを行い、問題のないことが確認できました。
今年は、水車部と発電機ローター間のメカニカルシールの交換も実施しました。
メカニカルシール交換のようす
マイクロ水力発電システムの点検