水道施設での発電|牛尾配水池にマイクロ水力発電所を導入いたします 2021年9月10日 >事例紹介 >佐賀西部牛尾配水池
佐賀西部広域水道企業団・牛尾配水池にマイクロ水力発電を導入します
このたび、佐賀西部広域水道企業団・牛尾配水池において、エネルギーの有効利用を進めることを目的とし、マイクロ水力発電を導入いただくこととなりました。
佐賀西部地域は、佐賀県の中南部に位置し、嘉瀬川・牛津川・六角川の流域からなる面積約850平方キロメートルの地域です。牛尾配水池は、小城市に位置しています。
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今回の発電事業は、上流にある第一調整池から牛尾配水池への送水余剰エネルギーを活用し、発電を行います。牛尾配水池の既設流量計室内において、流量計等のメンテナンス時に使用するバイパスラインにマイクロ水力発電システムを設置いたします。
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年間約 127MWh の発電量を見込んでおり、年間約 65 トンのCO2削減に貢献できるものです。事業期間は 20年で、約 1300トンの二酸化炭素排出量削減の効果を生み出すことから、現在 国を挙げて推進されているカーボンニュートラルの実現及び SDGs の達成に貢献するものです。
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オンライン協定締結式を開催
牛尾配水池におけるマイクロ水力発電事業についての協定締結式が、2021年9月10日に佐賀西部広域水道企業団において執り行われました。新型コロナによる緊急事態宣言の最中ですので、当社は大阪からオンラインで参加しました。
協定式のようすです。
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メディア関係者も多く集まっていただきました。
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2022年上期での発電開始を予定しております。